教師主導型の言語教育観では、学習者はコース・デザインを知らされないので、自分がどのように、どれぐらいの速度で学… 続きを読む: 学習者中心の言語教育観
カテゴリー: 言語教育法・実技(実習)
形成的評価
コース途中に行われる評価。学習者の習得状況をチェックし、教師と学習者にフィードバックすることを目的とする。目標… 続きを読む: 形成的評価
シャドーイング/シャドウイング
シャドーイングは、元来、会議通訳者を目指す人の基礎訓練の一つとして用いられてきた。教師やCDプレイヤー等の機器… 続きを読む: シャドーイング/シャドウイング
自然的教授法/ナチュラル・メソッド
19 世紀後半ごろから、それまで主流を占めていた文法訳読法に対する批判が盛んになり、学習者の母語や媒介語を使わ… 続きを読む: 自然的教授法/ナチュラル・メソッド
シミュレーション
現実の社会的活動を授業の中で模擬的に行うことを意味する。社会で実際にありそうな問題をとりあげ、その問題を目標言… 続きを読む: シミュレーション
主観的テスト/主観テスト
「〜について述べよ」という論文体テストやインタビュー形式のテストで、問題数や出題範囲は限られるが総合力が測れる… 続きを読む: 主観的テスト/主観テスト
キャロル
MLAT(MLAT の項参照)を提唱した言語学者。
カリキュラム
教育課程と訳されることもあるが、コース・デザインにおいては、カリキュラム・デザインのことを指す。シラバス・デザ… 続きを読む: カリキュラム
診断的評価
コース開始前または指導進行中に行われる評価。学習者の実態を把握し、それに適した授業内容や形態を調整したり、学習… 続きを読む: 診断的評価
新聞記事の読解
精読することもあるが、あるテーマに関連する資料として大意とりの速読を行うことが多い。新聞記事のうち主要な記事は… 続きを読む: 新聞記事の読解
直接法/ダイレクト・メソッド
学習者の母語や媒介語を使わず、原則として目標言語だけで指導する教授法で、ダイレクト・メソッドとも呼ばれる。話し… 続きを読む: 直接法/ダイレクト・メソッド
提示質問(display questions)
提示質問(ディスプレイ・クエスチョン)とは、教師が答えを知っていて学習者の理解を試すために行う質問のことを言う… 続きを読む: 提示質問(display questions)
隠れたカリキュラム(hidden curriculum)
学校には何を学ぶのかという明示的なカリキュラムが存在していて、それにしたがって教師は生徒や学生を指導しているが… 続きを読む: 隠れたカリキュラム(hidden curriculum)
拡張練習
オーディオ・リンガル法の文型練習の一つ。基本となる文に教師の与えるキューをつなげて文を長くしていく練習。「勉強… 続きを読む: 拡張練習
書き取り練習
話し手(普通は教師)の言った通りに聞き手(学習者)が表記することで、音声口頭言語を文字表記言語に変える作業であ… 続きを読む: 書き取り練習
応用会話練習
実践的会話練習、シチュエーション練習などと言う。文型練習などを行った後に、学習者がそれぞれ自分の状況に当てはめ… 続きを読む: 応用会話練習
横断的個人内評価
個人の成績を、その個人が持つ諸特性の差異として解釈する評価。各学習者の個性を把握し、伸長させるために有効な評価… 続きを読む: 横断的個人内評価
オーラル・メソッド(Oral Method)
オーラル・メソッドとは、口頭練習を中心とした教授法を意味するが、特に、イギリスの言語学者パーマー(Harold… 続きを読む: オーラル・メソッド(Oral Method)
オーディオ・リンガル法
アメリカ、ミシガン大学の教授フリーズ(C.C.Fries 1887 − 1967)は、構造言語学を理論的背景に… 続きを読む: オーディオ・リンガル法
エレノア・ジョーデン(Eleanor Jorden)
戦時中、アメリカ軍の中に設置された語学学校で使用された日本語教科書『Spoken Japanese』の著者。当… 続きを読む: エレノア・ジョーデン(Eleanor Jorden)
演繹的な教授法/演繹主義
文法規則などをまず説明し、理解させてから練習を行う方法。文法訳読法、GDM、コグニティブ・アプローチなどが演繹… 続きを読む: 演繹的な教授法/演繹主義
インテイク
ある指導項目が学習者に完全に理解され、身につくことをいう。例えばある文型を学習する際、提示によってその文型の意… 続きを読む: インテイク
インタビュー
なんらかの目的のために、それにふさわしい相手を選び、その相手から目的に合った内容が得られるよう行う連続した会話… 続きを読む: インタビュー
アチーブメント・テスト/到達度テスト
特定のコースにおいて、一定の学習期間にどれだけ目標に達したかを測るために行われる。コースで学習した既習事項が出… 続きを読む: アチーブメント・テスト/到達度テスト
一斉授業
教師が多人数の学習者に教授活動を行う形態。ニーズやレベルが同じ学習者の場合、競争心がわいてプラスの効果があるが… 続きを読む: 一斉授業
アクティビティ(activity)
広義には学習者が教室で行う活動すべてを指すが、ゲーム、ロールプレイ、シミュレーション、ディベートなど学習者が自… 続きを読む: アクティビティ(activity)
アクション・リサーチ
自分の授業の質を高めるために行う調査研究。実際に行なわれた授業の内容を観察し、どんな問題があったか、より良い授… 続きを読む: アクション・リサーチ
アカデミック・ライティング
高等教育機関で専門の研究を深めることを目的として外国語を学ぶ学習者は、入学試験で論述問題に答える力や、大学での… 続きを読む: アカデミック・ライティング
アカデミック・ジャパニーズ
日本の大学や、高等教育機関において、専門的な学習・研究を行う場合に必要となる日本語力のこと。専門的な講義や文書… 続きを読む: アカデミック・ジャパニーズ
アーミー・メソッド(Army Method)
第二次世界大戦が勃発し、アメリカは情報収集のために日本語ができる人を必要としていた。そのため、米国軍に語学学校… 続きを読む: アーミー・メソッド(Army Method)
VT法(Verbo-Tonal System)/言調聴覚論
VT 法はクロアチアのぺタル・ グベリナ(P. Guberina)を中心に提唱された「言調聴覚論」という言語理… 続きを読む: VT法(Verbo-Tonal System)/言調聴覚論
t値/t検定
統計学で、二つの母集団の平均値に差があるかどうかを検証するための最も一般的な検定がt検定である。この分布に示さ… 続きを読む: t値/t検定
TPR(Total Physical Response)/全身反応法
アメリカの心理学者アッシャー(James J. Asher)によって開発された教授法。幼児の母語習得過程を理論… 続きを読む: TPR(Total Physical Response)/全身反応法
SGAV方式
全体構造視聴覚方式(Structuro-Global Audio-Visual Methods)。言調聴覚論(… 続きを読む: SGAV方式
SARD
心理学者でカウンセリングの専門家でもあるカランが提唱した、CLL あるいはCL と呼ばれる教授法は、カウンセリ… 続きを読む: SARD
S−P表
テスト実施後、学習者の、またそのテストについての、情報を理解することを狙いとして作られる表である。学習者の各問… 続きを読む: S−P表
OPI(Oral Proficiency Interview)
ACTFL(American Council on the Teaching of Foreign Langu… 続きを読む: OPI(Oral Proficiency Interview)
MLAT(言語習得適性テスト)
第二次世界大戦時の米英国内では、短期間に外国語を習得できる人材を軍の要員として起用する必要性から、言語適性テス… 続きを読む: MLAT(言語習得適性テスト)
F分布/F検定
二つのサンプルがそれぞれあるばらつき(「標準偏差」参照)を持つとき、その二つの分散の比に関する分布を示したもの… 続きを読む: F分布/F検定
GDM(Graded Direct Method)/段階的直接法
アメリカ、ハーバード大学のギブソンとリチャーズによる教授法。オグデンの「ベーシック・イングリッシュ」(850 … 続きを読む: GDM(Graded Direct Method)/段階的直接法
CLL(Community Language Learning)
アメリカの心理学者カラン(Charles A. Curran)が心理療法とカウンセリングの原理を外国語教育に応… 続きを読む: CLL(Community Language Learning)
CBT(Computer Based Testing)
「紙と鉛筆」によるテストと違って,テストに関係するすべてのプロセスをコンピュータ化したもの。受験者はコンピュー… 続きを読む: CBT(Computer Based Testing)
TBLT
オーディオリンガルアプローチや文法訳読法、ナチュラルアプローチなどの問題点を検証して、ロングによって提唱された… 続きを読む: TBLT
SAPL(Self-Access Pair Learning)
スイスのファーガソンによって開発された教授法。ひとつの特徴的な理論からなる教授法ではなく、他の教授法の影響を受… 続きを読む: SAPL(Self-Access Pair Learning)