どちらも人間が知識や技術を学んで身につけるという意味で使われるが、クラッシェンの第二言語習得理論では全く異なる… 続きを読む: 習得と学習
カテゴリー: 言語習得・発達
メタ言語能力
言葉を使って、言葉について考えることをメタ言語と呼ぶ。子どもは言葉がどういうものであるかを知る以前に言葉を覚え… 続きを読む: メタ言語能力
分離基底言語能力 /SUP Model(Separate Underlying Proficiency Model)
カミンズの理論。人間の能力は有限なので二つの言語を習うと、一つの言語が優勢になり、別の言語は反比例して劣勢にな… 続きを読む: 分離基底言語能力 /SUP Model(Separate Underlying Proficiency Model)
ブローカ野/ブローカ領
脳科学の用語。ブローカ野は左脳にある領域。主に言語処理、特に発話する場合の言語処理を担っている部位である。ここ… 続きを読む: ブローカ野/ブローカ領
ブローカ失語症
脳科学の用語。ブローカ野は左脳にある領域。主に言語処理、特に発話する場合の言語処理を担っている部位である。ここ… 続きを読む: ブローカ失語症
BICS
⇒ 生活言語能力
発達の最近接領域(zone of proximal development)
ヴィゴツキーは、子どもが自分ひとりで問題を解こうとする時と比べて、養育者や仲間などによる適切な指導(あるいは環… 続きを読む: 発達の最近接領域(zone of proximal development)
発達心理学
人間が生まれてからの発達段階と、それぞれの段階での心理を研究する学問分野。以前は成人するまでの期間が扱われてい… 続きを読む: 発達心理学
発達障害(developmental disability)
心身の発達はほぼ一定している。例えば、幼児は1 歳前後から2 歳くらいまでの期間に言語を話すようになる。この発… 続きを読む: 発達障害(developmental disability)
バイリンガル
国際交流が盛んになって多言語話者(multilingual)も増えてきた。そのうち二言語話者をバイリンガル(b… 続きを読む: バイリンガル
脳機能局在論
脳科学で使用される用語。大脳は、その場所によって機能が分化しているということ。前頭葉はものを考える・運動の指令… 続きを読む: 脳機能局在論
認知的徒弟制(cognitive apprenticeship)
4段階に分けた教授と学習のモデル。提唱者は、コリンズとブラウンとニューマン、'75。 ①モデリング(model… 続きを読む: 認知的徒弟制(cognitive apprenticeship)
ダブル・リミテッド
一言語のみを習得している者をモノリンガル(monolingual)と呼ぶ。二言語の環境で育ち,その両言語で年齢… 続きを読む: ダブル・リミテッド
相互依存仮説/発達相互依存仮説
J・カミンズ、M・スワンによって唱えられたもので、ある人が二つあるいはそれ以上の言語を獲得していく場合、その二… 続きを読む: 相互依存仮説/発達相互依存仮説
生活言語能力(Basic Interpersonal Communicative Skills)
カミンズの理論。学校生活の伝達に関わる言語能力をBICS という。基本的対人伝達能力とも。
スキャフォールディング(scaffolding)
「足場作り」「足場かけ」等と訳される。ヴィゴツキーが唱えた発達の最近接領域説では、大人(養育者、教師、指導者な… 続きを読む: スキャフォールディング(scaffolding)
失語症
脳の障害、損傷によって起こる言語障害。言語の理解か運用、あるいは両方に障害が出る。音は聞こえているのに言葉の意… 続きを読む: 失語症
高次精神機能
ヴィゴツキーは、スキャフォールディングを得て課題を遂行できた子どもの解決能力を、「高次の精神機能」と呼び、真の… 続きを読む: 高次精神機能
言語喪失
すでにある程度獲得していた言語を失ってしまうこと。母語が完全に獲得されていない子どもの段階で他の国に移り、母語… 続きを読む: 言語喪失
共有基底言語能力 /CUP Model(Common Underlying Proficiency Model)
カミンズは、二つの言語の表面的特徴は別々であるが、その基底となる部分を共有して処理しているという説を出した。こ… 続きを読む: 共有基底言語能力 /CUP Model(Common Underlying Proficiency Model)
過剰拡張と過剰縮小
猫を飼っている家の幼児が猫のことを「ニャー」と覚えると、他の動物を見ても「ニャー」と言うことがある。このように… 続きを読む: 過剰拡張と過剰縮小
学習と獲得
子どもは母語を意識的に学習したのではない。親が子どもに話しかけるうちに自然と母語を理解し、話せるようになったの… 続きを読む: 学習と獲得
学習障害(learning disabilities, LD)
基本的な動作に障害はなく、知能は平均かそれ以上であるにもかかわらず、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する… 続きを読む: 学習障害(learning disabilities, LD)
学習言語能力(Cognitive Academic Language Proficiency)
カミンズの理論。学習に必要な言語能力をCALP という。子どもたちの学習言語能力の獲得は生活言語能力の獲得より… 続きを読む: 学習言語能力(Cognitive Academic Language Proficiency)
ウェルニッケ野/ウェルニッケ領
脳科学の用語。ウェルニッケ野は左脳に存在している領域。ここは言語理解のための部位である。ここが損傷して起こる失… 続きを読む: ウェルニッケ野/ウェルニッケ領
ウェルニッケ失語症
脳科学の用語。ウェルニッケ野は左脳に存在している領域。ここは言語理解のための部位である。ここが損傷して起こる失… 続きを読む: ウェルニッケ失語症
ヴィゴツキー
旧ソ連の心理学者。法学・歴史・哲学を学んだのち心理学に進み、38 歳で病死するまでの10 年弱、児童の言語・思… 続きを読む: ヴィゴツキー
CALP
⇒ 学習言語能力